教育全般

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【告知】2025年2月16日:黒田恭史・葛城元編著『オリガミクスで算数・数学教育』の先行予約始まりました!

 約20年前から、折り紙を用いた算数・数学教育のあり方について研究し、「中等数学科教育法」の講義でも取り上げてきました。このたび、その講義を履修した学生ら(現在は教員)を中心に共同で、『オリガミクスで算数・数学教育:ST […]

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【議論⑤(了)】2025年2月5日:『無藤隆先生の隠居感想「1/2と1/3はどちらが大きいか?」という問題が私には分からない』に応えて!

 分数の議論のおまけとして、最後に「度と率」について書いておきたいと思います。いずれも、商としての分数のわり算によって導き出される数ですが、意味はかなり異なります。 まず、度ですが、これには速度(速さ)や密度があります。 […]

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【議論④】2025年2月4日:『無藤隆先生の隠居感想「1/2と1/3はどちらが大きいか?」という問題が私には分からない』に応えて!

 4年生で扱う、1/2=2/4=3/6といった表記の異なる同じ大きさの分数という概念は、数直線上にそれぞれの分数を置けば同じ大きさとなることが確認できるのですが、これは整数や小数でのルールとはかなり異質のものです。そもそ […]

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【議論③】2025年2月3日:『無藤隆先生の隠居感想「1/2と1/3はどちらが大きいか?」という問題が私には分からない』に応えて!

 小学校2年生の分数では、分割分数と操作分数での導入のため、絶対的な大きさをもつものではないことを紹介しました。 一方で、3年生になると、状況は一変します。分数に絶対的な大きさを持たせるために、量分数が扱われます。量分数 […]

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【議論②】2025年2月2日:『無藤隆先生の隠居感想「1/2と1/3はどちらが大きいか?」という問題が私には分からない』に応えて!

 続きを書くのが遅くなってしまいました。前回の分数の「表記上」の問題については、確かに問題ではありますが、分数のルールを教えたら、まあ何とかクリアするだろうというレベルでした。一方で、分数の「概念上」の難しさについては、 […]

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【議論①】2025年1月27日:『無藤隆先生の隠居感想「1/2と1/3はどちらが大きいか?」という問題が私には分からない』に応えて!

 本日の無藤隆先生のFBにおいて「だって、分数自体には大きさとかないのではないですか。」とい本質的な問いがなされており、ツボにはまる問いですので、少し深堀してみたいと思います。 ここで例として取り上げている「1/2と1/ […]

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【議論④(了)】「思考の飛躍」と「概念の定着」の学級全体での「共有化」はこれからの授業でも可能か?

 子どもの様々な意味での多様化が進行する中にあって、学級内の子どもの同質性をある程度前提としたこれまでの算数・数学授業の中で目標とされてきた「思考の飛躍」と「概念の定着」の学級全体での「共有化」を、今後も保障することが可 […]

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【議論③】思考の規範としての「国語教育」と「算数・数学教育」の役割

 算数・数学の「授業全体」を通したICT活用が敬遠されがちなワケとして、「思考の飛躍」と「概念の定着」の学級全体での「共有化」を、算数・数学を教える先生たちは重視しているからではないかと提案しました。この傾向は、他の教科 […]

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【議論②】算数・数学の「授業全体」を通したICT活用が敬遠されがちなワケ

 算数・数学の授業では、GeoGebra等の無料のアプリケーションソフトを活用して、教科書やノートでは表現できない、3次元の図形やグラフを自在に作成し、動的に観察するといった場面でICTを活用するといった、どちらかという […]

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【議論①】算数・数学授業における「問題解決学習」と「教えて考えさせる授業」の差異と共通点

 算数・数学授業では、これまで問題解決学習の授業形式が、長らく主流を占めてきました。問題解決学習とは、「問題提示→自力解決→集団討議→類題・応用問題→まとめ」という一連の学習過程を指します。 一方で、市川伸一氏らは、問題 […]

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