教育全般
【議論③】思考の規範としての「国語教育」と「算数・数学教育」の役割

 算数・数学の「授業全体」を通したICT活用が敬遠されがちなワケとして、「思考の飛躍」と「概念の定着」の学級全体での「共有化」を、算数・数学を教える先生たちは重視しているからではないかと提案しました。この傾向は、他の教科 […]

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教育全般
【議論②】算数・数学の「授業全体」を通したICT活用が敬遠されがちなワケ

 算数・数学の授業では、GeoGebra等の無料のアプリケーションソフトを活用して、教科書やノートでは表現できない、3次元の図形やグラフを自在に作成し、動的に観察するといった場面でICTを活用するといった、どちらかという […]

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教育全般
【議論①】算数・数学授業における「問題解決学習」と「教えて考えさせる授業」の差異と共通点

 算数・数学授業では、これまで問題解決学習の授業形式が、長らく主流を占めてきました。問題解決学習とは、「問題提示→自力解決→集団討議→類題・応用問題→まとめ」という一連の学習過程を指します。 一方で、市川伸一氏らは、問題 […]

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教育全般
【議論】2024年12月5日:外国にルーツがある子どもたちの高校入試制度と「入学後」について

 この間、外国にルーツがある子どもたちの高校入試について、特別枠の設置、入試科目の軽減、日本語へのルビ打ちといった措置がとられ始め、その門戸を広げる取り組みが始まっています。非常に意義深いことであると感じており、昨日もK […]

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【議論】「自由進度学習」は誰のために必要なのか?

 次期学習指導要領改訂前夜となり、様々な新規教育用語が飛び交う時期となりました。 「自由進度学習」も近年、よく使われるようになった言葉の一つです。「自由進度学習」とは、教師がある一定のフレームを設定し、その中で、子どもが […]

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教育全般
【分析】2024年11月21日:令和5年度児童生徒の不登校等に関する調査結果を読み解く⑦

 今回は、2024年10月に公開された栃木県教育委員会の「不登校に関する保護者の支援ニーズ等に関する調査(速報)」を紹介します。よくぞここまで教育委員会が踏み込んだ「保護者」対象の調査を行ったと、正直なところ驚いておりま […]

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教育全般
【分析】2024年11月17日:令和5年度児童生徒の不登校等に関する調査結果を読み解く⑥

 ご要望もあり、昨日示した、不登校児童生徒数のグラフに、長期欠席児童生徒数(病気、経済的理由、その他を含む)を上乗せしたグラフを、小中学校別にしてみました(写真①が小学校、写真②が中学校)。もし、オリジナルのエクセルデー […]

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【分析】2024年11月17日:令和5年度児童生徒の不登校等に関する調査結果を読み解く⑤

 図は、文部科学省のデータをもとに、不登校児童生徒数のグラフに、長期欠席児童生徒数(病気、経済的理由、その他を含む)を上乗せしたグラフです(自作しました)。すなわち、青色棒部分は昨日のデータと同じ不登校数で、そこに赤色棒 […]

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教育全般
【分析】2024年11月16日:令和5年度児童生徒の不登校等に関する調査結果を読み解く④

 図は、「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について(概要)2024年10月31日」のスライド30の抜粋です。1,000人あたりの不登校の小・中学生の都道府県別の数値です。 ここで議 […]

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教育全般
【分析】2024年11月9日:令和5年度児童生徒の不登校等に関する調査結果を読み解く③

 今回はさらに細かく、各学年の不登校と長期欠席の児童生徒を見ていきたいと思います。 まずは、一番上の表が不登校ですが、中学校の全学年と比較して、小学校の全学年での増加率が顕著です。各学年では、小学校1,2年生がより増加率 […]

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