このたび、音響メーカーSENNHEISER(ゼンハイザージャパン)と連携して、教室内での先生の発話や、児童生徒の発言を的確に拾いとる音響システムの実証実験を行いました。
教室の真ん中に円形や正方形の大型マイクを天井近くに配置し、4回生のゼミ生に協力してもらって、これまで実施した授業を再現してもらいました。
先生の前方での左右の動きによって音声が途切れたりしないか、教室の前側と後ろ側にプライオリティを付けて、前で先生が話しているときは、児童生徒の音声は極力拾わず、先生の発話がない状態では、後ろ側のいろいろな位置に座る児童生徒の音声を拾いとるという実験です。
様々な地点の音声をかなり精度高く拾うことができることに驚きました。これまで、先生がマイクを手で持って授業をしていたのとは、大きく状況が改善されました。
次の段階では、実際の学校現場での実証実験に移っていきます。