近年は、全国的にネパールからの子どもたちの来日が増加しています。今回は、桜塚高等学校(定時制)の数学授業で、ネパール語の同時翻訳に初めて挑戦しました。

 桜塚高等学校(定時制)の今西良介准校長はじめ、大阪府教育庁の髙木枝美子参事、橋本公貴主任指導主事、大阪大学の岡部美香教授、榎井縁特任教授、京都教育大学の浜田麻里教授と、多数の方が参観に来られ、正直うまく稼働するかどうか緊張しました。

 実際の授業では、ネパール語へのテロップ翻訳は何とか上手くいったのでほっとしました。ただ、システム上、現時点ではネパール語の音声読み上げはできないとのことでした。並行して、別のパソコンで、韓国語、中国語、英語への翻訳をしましたが、こちらも上手くいきましたので、これで一教室に複数の母語の生徒がいる際にも使用可能であることが確認できました。

 今後は、小学校での活用も検証していきます。