
先週の映画『ブタがいた教室』の視聴に引き続き、今回は「いのちの教育」について議論しました。毎年、議論では、日本の学生同士であればほぼ出てこないであろう観点が出てきます。
今回は、「今後世界の海洋資源(魚等)が減少する中にあって、動物の飼育活動は食糧問題を考えるうえで重要であり、その観点から今回の実践を評価すべきである」や、「地球規模の環境問題を考えるうえで、肉を食べるという行為が、CO2を含む環境破壊につながっていくとするならば、そのこと自体を子どもに考えさせるべきではないか」などなどです。
ちょっと「そう言うことではなく」と言いたくなる気持ちもありますが、一方で「国際的視野で同一テーマを議論するということは、これほどまでに土台が異なっている」ということを私自身も自覚・学習する場でもあります。
海外では、大学生の多くがFBをしていますので、許可を得て快く写真を撮らせてもらいました!

投稿者プロフィール

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大阪教育大学卒業,大阪教育大学大学院修士課程修了,大阪大学大学院博士後期課程修了。博士(人間科学)。
大阪府内の公立小学校勤務8年の後,佛教大学専任講師,助教授,准教授,教授を経て,現在,京都教育大学教育学部教授。
京都教育大学では,小学校教員養成,中・高等学校(数学)教員養成に従事。近年の研究テーマは「生成AIを用いた算数・数学教育」。
小学校勤務時代,クラスで豚を飼うといった取り組みを3年間実践。フジテレビ「今夜は好奇心」にて1993年7月放映。第17回動物愛護映画コンクール「内閣総理大臣賞」受賞,第31回ギャラクシー賞テレビ部門「ギャラクシー奨励賞」受賞。2008年には『ブタがいた教室』として映画化。
コロナ禍の中で、日本語及び多言語に対応した算数・数学動画教材約3,300本を制作・公開した取り組みにより、2022年第7回IMS Japan賞優秀賞受賞、2023年第3回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞(教育の部)受賞、2023年日本民間放送連盟賞(特別表彰 青少年向け番組)最優秀賞受賞した。
著書に,「豚のPちゃんと32人の小学生」(ミネルヴァ書房),「脳科学の算数・数学教育への応用」(ミネルヴァ書房),編著に「初等算数科教育法序論」(共立出版),「オリガミクスで算数・数学教育」(共立出版)などがある。


